顎関節症
顎関節症
口を動かそうとする時、耳の前あたりや、顎の筋肉が痛む、または大きく口を開けられない・開けるのが怖い。口の開け閉めの際に音がして気になるなどの症状があれば、それは顎関節症かもしれません。
顎関節症は、単一の病気ではなく、咀嚼(そしゃく)筋痛障害、顎(がく)関節痛障害、顎関節円板障害、変形性顎関節症といった疾患の総称となります。関節円板とは骨と骨の間でクッションの役割をしている組織で、ものを食べたり口を開けたりしたときに顎(あご)が痛む、口が開かない、顎を動かすと「カクン、カクン」と音がするなどの症状が出ます。
睡眠中の歯ぎしりや強い食いしばり、外傷、噛(か)み合わせ不全などが原因になることが多く、大半はセルフマネジメントで治せます。無意識に上下の歯を噛み合わせていないかをこまめに確認し、同じ姿勢をとり続けたりほおづえをついたりしないようにしましょう。1~2週間たっても症状が改善しないときは専門医に診てもらうのがいいでしょう。
歯ぎしりや食いしばりについてのお悩みはありませんか?
「歯を食いしばる癖がある」「歯ぎしりが気になる」など、なんとなく症状を自覚している場合でも、治療まで進めている方はまだまだ少ないのが現状です。
しかし、歯ぎしりには、歯を失う可能性もあることをご存知ですか?
虫歯同様、ご自身で気が付いた段階でお早めの治療を心がけるようにしましょう。
上記に思い当たる方がいましたら、お早めにご相談ください。